2012年06月08日

お盆、新盆について。

おはようございます。

6月に入り、雨の気になる季節になりました。
気温差の激しい時期でもありますので、体調管理には充分気をつけたいものです。

今日は7月、または8月の13日から4日間ある
日本の大事な伝統行事であるお盆の事について書きたいと思います。


お盆とは亡くなった人を祀る儀式のことです。
もともとは仏教用語であるサンスクリット語の
盂蘭盆(うらぼん)・盂蘭盆会(うらぼんえ)からきた行事です。
お盆の時期は地方によって異なりますが
7月または8月の13日から4日間で行われます。

新盆は告別式を終え、七七日(しじゅうくにち)が過ぎてから
初めて迎えるお盆のことです。
はつぼん、またはにいぼんと読みます。
七七日よりも前にお盆の時期がくる場合には
翌年に新盆の法要を行います。

お盆に行う行事
・13日  迎え火を焚く・・・ご先祖様を家にお迎えします
・16日  送り火を焚く・・・ご先祖様をお送りします
・精霊棚(しょうりょうだな)、盆棚(ぼんだな)を飾る
・盆提灯を飾る
・僧侶を呼び供養の法要を行う(特に新盆、初の場合)

最近は、迎え火、送り火の代わりに
盆提灯を飾るところも増えてきました。
ご先祖様が迷わず戻ってこられるよう
毎年飾りたいものです。

お盆には提灯に明かりをともして盛大に
先祖の霊をお迎えして供養するようになりました。
親元を離れて暮らしている子供たちが
年に一度故郷に集まって語り合える楽しい日でもあります。

大事な日本の伝統行事のお盆。
ご先祖様を大切に思う気持ちとともに
いつまでも続けていきたいですね。  


Posted byハリカ清水at 10:03 Comments(0) 日本の行事